やっと見えたもの～羊をめぐる冒険～

あるべきようわ。
こんばんは。
心理カウンセラーのよこたにです。

移動中に本屋さんで。

選んだ雑誌を取って
文庫本の棚を通って
レジに行こうとしていました。

目に留まった棚に
村上春樹さんの「羊をめぐる冒険」が
ありました。

初めて読んだのは高校生のころ。
当時は文庫本一冊に収めてありましたが
今は上下巻に分けて
発売されているのですね。

ふっと その下巻を棚から抜き出しました。

お読みになった方は
あのあらすじを
覚えておられますか？

お読みではない方にも
ネタばれしないように
書き進めますね。

改めて読み返したのは
物語のほぼ最後に出てくる
主人公である「僕」と
友人である「鼠」との再会の場面。

「鼠」から「僕」へ語られる言葉が
あるのですが
その意味が、ずっとわかりませんでした。

言葉や状況はわかります。
何が起こっていたのか。

「鼠」は何故、その行動に至ったのか。

彼にとって 何が大切だったのか。

それは文章として示されています。

でも。

高校生だった私には
？？？しか残らなかったのです。

久しぶりにそこを読み直して
やっと
やっとわかりました。
「鼠」の気持ちが。

どうしても大切にしたかったものがあって
それを護りたかった「鼠」。

「鼠」のその行動が正しかったのか
その行動しかなかったのか？ 等は
元々小説でもあり、私が
申し上げる事ではありません。
個人的には
とてもつらい選択だと感じました。

ただ、どうしてそうしたのか？が私なりに
腑に落ちました。

理解出来るまでに
時間がかかりすぎましたが
お読みになられた方の見解も
お聞きしてみたいところです。

※全くハルキストではないので
最近の作品は読めていません。。。
お含みおき下さいね。

ハルキストもそうでない方も
6月18日（金）21時～
stand.fmにて
「訳ありマダム3人と永遠の思春期ちゃん」の
放送をお聞き下さいませ～。

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https://stand.fm/episodes/60c279b4307e6600061215c7

心理カウンセラーのよこたにでしたよ。

お読み下さりありがとうございます。